後藤真希ハロプロ卒業

1ヶ月以上も更新をとめてしまいました。
すみません。

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今日、大宮で行われた後藤真希のライブ(千秋楽公演)を見てきました。
そうです、後藤が突如、Hello!Projectからの離脱を発表したライブです。


俺は今までにゴマキちゃんの単独ライブに直接行ったことは無かったんだけど、
DVDは何枚か持ってて(04年の秋と06年の秋)、
どちらとも何回見ても飽きないくらいに面白いので、
いつかは生で見たいと常々思っていたので、
今日は、”念願叶って”の『初ごまコン』だったのだ。


もちろん、噂としてゴマキちゃんがハロプロから離れるってのは聴いていたけど、
別にそのために行こうと思ったワケでは全く無いし、
そもそも、それもただの噂だと思ってた。


実際、ライブは期待通りで、最高に面白かった。
1曲目の『シークレット』の演出は神秘的で鳥肌が立ったし、
最新アルバムの収録曲の中で、一番好きな『how to use loneliness』を生で見れて嬉しかったし、
出演者が中世ヨーロッパの貴族みたいな、でっかい派手なドレスで歌った『エキゾなDISCO』は壮観だった。
そして何より、
定番の『LOVE LIKE CRAZY』『LIKE A GAME』『PLEASE GO ON!』『ガラスのパンプス』では、とことん盛り上がったし、それに自分も参加できて嬉しかった。


素直に楽しかった。
全部の曲が良かった。
ぶっちゃけモーニング娘のライブだと、中盤からだれて来たりしちゃうんだけど、
ゴマキのライブはそんなこと無かった。


ゴマキちゃん本人も凄かった。
どうやったら、あんなに激しく踊りながら歌うことが出来るんだろう?
と、とにかく関心してしまった。


純粋に、「また次もゴマキのライブ行きたい!」と思えた。
……だのに、ゴマキは1回目のアンコールの終了後に、
再びステージに登場し、
Hello!Projectからの卒業を発表した。


でも、これはライブ中盤の時点で、なんとなく予測できた。


だって、MCコーナーでゴマキちゃんが
「色々あった」とか、
「ファンの皆やスタッフ、ダンサーズに会えて本当に良かった」とか、
「今まで、たくさんのツアーをやらせて貰って楽しかった」とか、
いかにも最終回チックなことを所々で言ってたし、
ダンサーズにも「またいつかどこかで一緒にお仕事したい」なんて言い出した時には、もう決定的だった。
(しかも、女性ダンサーの一人が泣き出す)


勿論、これは俺以外のほかのヲタのみんなも感じ取ってたはず。


だけど、実際に発表されたときにはやっぱり呆然としちゃったよ。


ゴマキは、
今のHello!Projectとの方向性の違いも感じてるので卒業を決めたと言っていた。
まぁ、それは確かに頷けるよ。
だって、ここ最近のゴマキと他のハロプロメンバーとじゃあ、
ちょっと路線が違いすぎるし、(”ハロプロの中”では、今の後藤は異端過ぎる)
それによって、ゴマキの可能性の芽をつぶしてるような気もしてた。
だから、<ハロプロアイドル>という枠に縛られずに、
自由に活動出来るというのなら、それは素直に賛成できる。


でも、もちろんやっぱりそれだけが原因では無いのもファンはみんな気づいてた。
ユウキが絡んでることくらい誰でも分かる。
だって、ハロプロ最大の功労者であり、ハロプロ永遠のトップであるゴマキを、
そんな程度の理由でハロプロから簡単に離すわけがないもん。
(実際、マスコミに送ったファックスには、ユウキが原因の一つであると書かれていたし。)


まぁ、この際、ユウキなんてどうでもいい。
ヲタは、「ごっちん」を応援出来れば、
ハロプロでもホリプロでもナベプロでも何処だって良いのだ。


だけど、卒業後の活動についての明確な発言は最後まで無かった。


それどころか、ゴマキは目に涙を浮かべながら、
『今度は私が(ファンやメンバーを)応援する立場になる』なんていいだした。
こんなこと言われたら、ヲタだって泣かずにゃいられないよ。
実際、周りのヲタはすすり泣いてた。
そりゃそうだよ。
そんなこと言われちゃあ悲しくなるよ……。


会場全体に、悲しみ・不安・戸惑い、様々な感情が入り乱れるなか、
ゴマキは静かに「LIFE」を歌い上げた。
あんなに盛り上がっていた会場なのに、
驚くほどシーンとしていて、それが更に悲しかった。
でも、「LIFE」を歌い上げたあとの拍手の音は、
その日のライブの中で最もファンの想いが込められていた。


その後、一旦終わりと思わせておいて、
ゴマキはダンサーズと共に、再びステージに登場し、
ファンに最も人気のある「スクランブル」をいつもの元気一杯な感じで歌った。


ヲタもやけくそに盛り上がってた。


曲が終わり、ゴマキもステージから去り、
今度こそライブも終わって、会場の明かりが点いても、
ごっちん」コールは鳴り止まなかった。



俺もそれに少し参加して、会場を出た。
ごっちんハロプロ卒業のコメントを思い出して、色々と考えてた
ハッキリとは言っていなかったけど、
雰囲気的に、どう考えてもしばらくの休業はありそうな感じだった。


これは、あくまで俺の予想だけど、
なんとなく、ゴマキは疲れてきってる感じがしていたし、
限界だったのかもしれないね。
「SOME BOYS! TOUCH」とか、表に出さなくても、キツかったのかもしれないね…。
それを決定的にしちゃったのがユウキ騒動なのかもしれないね。


実際は分からないけどね。


でも、


事務所が決めたにしても、
ゴマキ本人が決めたにしても、
どっちにしても俺はやっぱり悲しかった。