プリズンガールを読みました。

今年の4月に、なっちが主演した日テレのドラマ、
プリズン・ガール」。


今日、ちらっと図書室で発見したので、
借りて、読みました。


2時間くらいぶっ続けで読んで、
早くも読み終えましたよ。。


とても面白いです。
マジお勧め。
獄中日記なんだろうけど
なんだかすごいワクワクした。
不謹慎かもしれないけどとても楽しそうで
少しだけ、そこに行って見たいとも思った(笑)


ただ、ドラマとはずいぶん違う。。
結構脚色されてますねぇ。。
本自体はまだ読んでない人沢山居ると思うんでネタバレになるから、色々言わないですけど。


たとえば、エイズ患者シュボーンの部分。
ドラマでは、シュボーンがみんなから避けられていて一人ぼっちみたいな感じのつくりになっていましたけど、
本ではそのような感じには書いて無かったです。


シュボーンは同室のオバアサンのお世話を一生懸命して、色々な人に可愛がられていたそうです。
少なくとも、避けられてる様な表現は、本の中ではなかった。
まぁそれはドラマ制作の際に、本の作者が、本には書かなかったことを付け加えたのかもしれませんが・・
あと、シュボーンは死んだってことにドラマはなっていたけど、
実際(本では)は、出所の一日前に倒れて昏睡状態に陥ったけど、その後病院で治療して奇跡的に回復し、
残り一日の刑期を満たすために(出所の一日前に倒れたから)再び刑務所に戻ってきたそうです。
そして、囚人みんなで盛大にお祝いしたそうです。


・・ここだけでもずいぶん違う。。


そして、肝心の部分です。


その翌日シュボーンは、残り1日だった刑期を満たして出所するんです。


それからしばらくして、トモミとシュボーンを可愛がっていた囚人が、シュボーンに、刑務所から電話をかけるんですが、
シュボーン本人は電話には出ず、代わりに母親が出て、『シュボーンは入院中です』とだけ伝えたそうです。
何度かけても母親が出て、同じ返事。


つまり、シュボーンは死んだかどうかわからないみたいです^_^;


シュボーンは孤立していたみたいなドラマのつくりだけでも随分違うのに、
もし、母親の言うとおり彼女が生きていたらどうするんだろ。


まぁ、2時間ドラマですからね。
その短い時間に一冊の本を凝縮して、且つ面白く詰め込む・・・
ってのはすごい難しいんでしょうね
仕方ないっていったら仕方ないのかも?
でもシュボーンが生きてたら・・・可哀想だね。。
まぁそんな食い違いもドラマと本には多々ありました。


でも本当に、この『プリズン・ガールアメリ女子刑務所での22ヶ月〜』は面白かったです!
何度も言うけど超オススメ!
内容はドラマを見たから分かっていたとしても、
とても楽しく読めますよ


特に、個性的な囚人たちがとても面白くて、愛着心がわきます(笑)
ただ彼女たちも、自分が犯した罪によって、
日本で生活する俺にはとも想像も出来ないような切ない状況に居るわけで
とても胸が痛みました。
そして日本は幸せな国なんだと改めて実感して、
当たり前になってる今の幸せに少しでも感謝して生きようと思った。


プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月

プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月